Machupicchu y Quechua

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Jul 3   Ballesta, Nasca


 0:45 Lima 着。プラカードを持った小錦さんに迎えられ、ホットし、現地通貨 Sol を ATM でゲットして、PENSION TOYAMA へ。

 4:45 急遽 join した台湾の女性とともに、小錦さんの運転で、第6ツアー ナスカの地上絵&パジェスタ島 へ


Pension TOYAMA     当山ペンションホームページ

 全旅程を決定した後、ホテルと送迎を含めペルー内のツアーの手配をお願いした。日本語が話せ、奥さんが沖縄出身のPEPEさん経営。

 小錦さんとは、こちらが勝手に思っているあだ名。当山ペンションのスタッフで、太っているという意味ではなく、 相撲の小錦関に似た子どもにも愛されるキャラクター。


ICA

 regiones(県)単位で言うと、今日、明日は、Lima から臨県 Ica への1泊旅行となる。今回のペルー旅行は、 Cusco, Puno を加えた、たったの4県しか行かないことになる。

 PROMPERU の ICA パンフレットに掲載された地図を表示する。

 県庁のある Ica 市近くには、明日訪れる Huacachina Lagoon (ワカチナ湖)があり、
 西北西には Paracas,PISCO,Ballestas Islands,El Candelabro、
 南東には PALPA,NASCA,Nasca lines,Mirador,
Cantalloc Aqueducts,Chauchilla Cemeteryがある。

 Peru の気候は大きく分けて、Costa(海岸砂漠地域)、Sierra(アンデス山岳地域)、Selva(熱帯雨林地域)の3ゾーンに 分けられるが、Ica は Lima も含め、Costa の砂漠である。


Paracas へ : Ballestas Islands Tour

 Lima 着早々の旅。眠りから覚めたころには、葡萄酒を蒸留した42°の酒 Pisco の街に近づいていた。
 道路は朝のラッシュ、車を待つ人などでごった返している。

 家屋は平屋根で、壁だけで屋根がなかったり、“まだ完成していません”とばかりに鉄筋を突き出し、折り曲げたまま。
 雨は降らないし、屋根は丸太か竹で骨組みし、萱などを被せる、軽量で合理的である。 昔、造船所で初めてガントリークレーンを見た時のロングスパンの構造物に対する驚きを思い出した。

 微粒子の砂を制御できないのか、街は埃っぽい。

 Ballestas Islands Tour は、8:00集合らしく、Pan American Highway を早朝からぶっ飛ばしてきた理由が判った。 時刻を大分過ぎていたが、ペルー時間か? なんとかツアーに組み込んでもらい、トイレに行った後、遅かった我々から乗船開始。

 小錦さん、行ってきまーす。


Candelabro geoglyph

 ボートが Paracas 半島を離れる前にアナウンスが流れる。三叉の大燭台である。

 これと Nasca 地上図を結んだライン上に Ica があり、“Icaの石” の Cabrera(ガブレラ) 博士が、 大燭台がバイクで壊された時自然に復元するを予言したと言う。




  Islas Ballestas (Ballestas Islands)

 洞窟、アーチ、絶壁でかこわれ、海鳥達の楽園である。guanay cormorant,peruvian booby,peruvian pelicanが数千のコロニーをなし、 Humboldt penguinsを含む150種以上のmarine birds が見られ、sea lions がいる。dolphins,condors,whales が来ることもあると言う。

 鳥の恵、guano (bird dropping,糞だろう フン! Quechua語らしい)は、19世紀ペルーの重要な輸出品となり、20世紀に入ると 有機農業材として脚光を浴びている。

 チケットに載っている Piquero peruano が、peruvian boobyで、学名Sula variegata。ブービーはビリじゃないの!


Flight over the Nasca Lines

 車は、Paracas から Ica 過ぎて、砂漠の中、Pan American Highway を走り続ける。
 地形は、雨期には水量が増える川を挟んだ緑のある平地、1段高い平らな高原、 そして東側の山岳地帯から所々西に向かって張りだした稜線等をかたどる山岳地帯から構成される。
 山としては超老年期で、木も草もなく、また、大きな石も転がっていないほど、 雨に砕かれ、流され、後は砂と小石しか残っていない、そんな感じがする。 そして、雨期に時たま氾濫した水か地下から湧きだした水の流れが残っている。
 Santa Cruz で、山岳地帯を過ぎると、Mirador を過ぎて空港へ。

 MARIA REWICHE が載った Ticket と Certificate を持って、8人乗りセスナに乗り込む。
 ガイド兼操縦士、副操縦士、韓国人男性2人と我々3人。

 南方の空港から出発して、イヤホンから音声ガイドが流れ、“はーい、右側、ハチドリですよ。・・・・見えましたか?” てな調子で右旋回、左旋回を繰り返しながら、飛んで行く。

 目では確認できるが、カメラで撮るとなると難しい。 
 地表には、いつごろ流れたのか、水の流れたさざなみが残り、製図図面に書き込んだ基準線や 展開のための補助線のようなに直線がたくさん引かれている。


Chauchilla Cemetery

 セスナ飛行を終えてから、PePeさんお勧めの LomoSaltado を食べに行った。この時、アルコール度数が低いと思って、妻に勧めたピスコサワーが徐々に効いて、ミイラを見てダウンすることになる。
 
 チャウチラに向かう途中、理知的な美貌の女性が乗り込んできて、英語でガイドしてくれた。
 埋葬は AD200から600~700年間と言われるが、ミイラの保存状態が驚異的で、長い髪や皮膚など軟組織まで残っている。
 これは、砂漠のドライな気候のなかで、綿の衣装でくるみ、虫やバクテリアを防ぐ樹脂を塗り、墓に保管されていたためと言われ、 そのような技術が数千年の昔に確立されていたのである。

 墓は、大きな石ではなく、Mud Bricks が使われていた。


Cantalloc Aqueducts

 地下の Aquifers(帯水層)から水を引っ張り出す Aqueducts が 3~7世紀につくられ、現在も稼働しているという。  
 地表の channel、垂直の井戸そして、地下の channel もあると言う。  
垂直のダクトは、スパイラル状に、または、同心円状に下にさがるほど表面積が小さくなっており、水位が下がっても、アクセスできる構造になっている。
 水平なダクトは、地下を含め、水速を押さえるためカーブしていると言う。
 ダクトを形成する垂直面は石を積み重ねて作られているが、数千年持つ石垣には接着か何かの優れた技術が潜んでいると思われる。
 でんでんむしを降りて、水をすくう。女性ガイドが帰りの車の中で、”あの水を飲んだ人は、この国を出れない”と言われていると冷やかしたが、果して・・・





       
ICA
peru.travel
ICA

ICA BallestaTour1 BallestaTour2 BallestaTour3 BallestaTour4 BallestaTour5
ICA-1 ICA-2 Excursion map 8:17 パラカス出港 8:33 Candelabro 三叉の大燭台
ICA パンフレットより (ⒸPROMPERU) パラカス出港    そして   パラカス半島に浮かぶ 三叉の大燭台

パジェスタ島ツアー

パラカス港をでて、地上絵 カンデラブロ
そして
海鳥の天国、グアノ島へ
BallestaTour6 BallestaTour7 BallestaTour8 BallestaTour9 BallestaTour10 BallestaTour11
8:54 8:55 Spheniscus humboldt Piquero Peruano 8:56 9:03 9:05
Ballesta Tour


Piquero Peruqno
BallestaTour12 BallestaTour14 BallestaTour15 BallestaTour16 BallestaTour17
インカ王は、灌漑を備えた段々畑をグアノで肥し、
とうもろこしを育てさせ、酒を振る舞った。
Islas Ballestas 9:09 9:10 9:14 9:15 9:44
Ballesta Tour
BallestaTour18 BallestaTour19 Nasca1 Nasca2 height=
 ナスカ地上絵遊覧飛行

ヘッドホーンから流れるガイドの声
右旋回・左旋回
無数にある直線と山谷、 水の流れた跡
カメラに捕らえるのはなかなか難しい
9:55 10:09 12:55 Ticket & Certificate 14:07
Ballesta Tour To Nasca Nasca Lines


チャウチラ墓地
カンタロックAqueducts

熱のこもったガイドの説明を聞きながら・・・
日が暮れカンタロックは閉園、ガイドの力で解錠してもらった
Nasca3
16:47 Ticket 14:27 Whale
Chauchilla Nasca Lines
カンタロック水路 でんでんむしが並んでいる ナスカのすぐ東 全景(scale:30m)
16:52 16:56
Chauchilla
    チャウチラ墓地 復元された墓地が点在 ナスカの南方 コパラ付近 全景(scale:50m)
 帰国後、地図でカンタロック遺跡を調べてみた。
見事にでんでんむしが並んでいる。

ナスカの町はずれ東に発見。
すぐそばに Hotel Cantayo
Cantalloc Aqueducts
by traveladventures.org
パラカスの地上絵 南向きではないか?(scale:60m)  北西方向にパジェスタ島(scale:8km)  ナスカの地上絵 ミラドールを中心に Hands、Tree (scale:30m)
Condor               (scale:30m) Hummingbird (scale:30m)       
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